
今回は、PCのデュアルディスプレイなどで使える「DVIケーブル」をレビューします。
5メートルあるケーブルで、液タブを移動させたり遠くの機器と接続する時にとても便利なのでチェックして見てください。
はじめに
今回紹介する「DVIケーブル」はELECOMから販売されている5メートルのディスプレイケーブルです。
こんな感じのケースに入って配送されてきました。
ケーブルの長さが5メートルもあるので延長ケーブルいらずですし、PCの画面を別の部屋にあるモニターに映すなんてことも簡単でした。
ちなみに私の場合は、液タブをデスク以外の場所に持ち運んで使っています。
仕様
DVIのようなケーブル類の仕様についてあまり詳しく無いので、記載されている通り書いておきます。
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対応機種 | DVI端子付きPC及びディスプレイ |
コネクタ形状 | DVI-D24pin(オス)-DVI-D24pin(オス) |
規格 | DVI 1.0 |
主な対応解像度 | UXGA(1600x1200),HDTV(1920x1080), WUXGA(1920x1200) ※UXGA未満の解像度にも対応しています |
とのことです。
シングルリンク
まず購入前に注意して欲しいのが、このDVIケーブルは「シングルリンク」タイプだということです。
DVIケーブルには、シングルリングタイプとデュアルリンクタイプがあって、それぞれピンの数が違います。
24pinとか29pinとかって表示されることもあります。
デュアルリンクタイプの端子にシングルリンクのケーブルを使うことはできるようですが、シングルリンクとデュアルリンクでは、対応する解像度にも違いがあるらしく、ぱっと見では違いがわかりづらいので注意してください。
5メートルもあるケーブル長
私がこのDVIケーブルを購入したきっかけは、液晶タブレット(HUION KANVAS 191)に接続するケーブルを探していたためでした。
軽い端末ではないんですが、いろんな体勢で使いたかったためできるだけ長い物を探していたんですよね。
そんな時に見つけたのがこのDVIケーブルです。
5メートルもあるので、メインPCに接続しながらディスプレイを移動させるなんてこともできちゃいました。
もちろん本体から遠い場所に接続したい機器がある場合にもおすすめです。
ただし横幅はちょっと注意かも
実際に液タブで使用してみたところ、DVIケーブルの端子部分(以下画像の白い場所)の横幅が若干大きいように感じました。
こちらの記事で紹介した「BenQ」のモニターに付属してきたDVIケーブルと比べてみても、左右に1ミリ・2ミリ大きかったです。

接続部分の幅は変わらないので使うぶんには問題ないのですが、機器によっては、DVIケーブルとHDMIなどの横にある端子にぶつかるかもしれません。
接続するケーブルを使い分ける時に、いちいち取り外さなくちゃダメになる可能性があるので注意してください。
ケーブルは細い
このDVIケーブルは、5メートルもある割に細いケーブルなんですよね。
細いといっても断線しそうなほど細いわけじゃありませんよ。
ケーブルが細いのはプラスな要素なんです。
5メートルもあるケーブルだと、ゴツくなってしまって扱いづらいものがあったりするんですが、このケーブルは大丈夫でした。
普通の長さ(1メートルくらい)のDVIケーブルと同じくらいの太さしかないため、移動させたりまとめるのも簡単です。
どっちが5メートルのケーブルかわかりますか?ほとんど同じ太さですよね。
写真では、下にあるのが今回紹介している5メートルのDVIケーブルなんです。
細いから扱いやすい!とはいっても開けてすぐは若干硬いかもと感じました。
これは使っていくうちに柔らかくなっていくはずです。
遅延は大丈夫?
5メートルも長さがあって遅延はないの?
って思うかもしれません。
実際に、PCと液タブをミラーリング(同じ映像を映すこと)して検証して見ましたが、目立った遅延は見られませんでした。
もっと厳密に調べたら遅延している可能性はありますが、このケーブルの遅延は人間が見てもわからないくらいのものだったのでちょっと驚きました。
まとめ
5メートルのDVIケーブルってなかなか無いんですよね。
そんな時に見つけたこのDVIケーブルは、コードの長さを気にせず液タブを移動させられましたし、長いケーブル特有の扱いづらさもなかったのでとても満足しています。
接続機器の距離が遠くて延長ケーブルを使っているというような方は、ぜひ購入を検討して見てはいかがでしょうか。
ではまた。