
先日、iOS9.0.2ががリリースされたことに伴ってiOS SDK と Android SDKがAdColonyからリリースされました。
私はUnityでアプリ開発をしています。
その中でAdColonyの動画広告を導入させてもらっているのですが、Unity版のSDKがリリースされたらアプリのアップデートを申請しようと思っていました。
ですが、一向にiOS9用のUnity SDKがリリースされません。
そこで、iOS用のSDKをUnityに直接導入する方法を取ることにしました。
今回はその方法を紹介します。
はじめに
大まかな流れをお話しします。
- iOS SDK最新版をダウンロード
- 古いバージョンのSDKを削除
- 新しいバージョンのSDKを導入
- 実機でテスト
このように4つの工程で終了するので、もし同じようにUnity SDKのリリースを待っているという人はお試しください。
環境
iOS SDK最新版をダウンロード
まずこちらへアクセスし、iOS SDKをダウンロードしてください。
AdColony iOS SDK 2.6.0
リンク先をクリックするととこのようにGitHubへ飛ぶので、ダウンロードしましょう。
右の方にある Download Zip を選択するとダウンロードが開始されます。
古いバージョンのSDKを削除
次にUnityを開いてください。
Assets > Plugin > iOS と進んだ先にある AdColony.framework というファイルを削除しましょう。
※念のためバックアップを取っておいてください。
古いバージョンのSDK削除は、これで完了しました。
新しいバージョンのSDKを導入
先ほどAdColony.frameworkを削除したファイルが保存されていた Assets > Plugins > iOS へアクセスしましょう。
そこへ、ダウンロードしたiOS SDKの中にあるAdColony.frameworkというファイルをコピーします。
これだけで、iOS9に対応したAdColonyをUnityアプリに導入することができました。
実機でテスト
Unityに変更を加えたので、必ず実機でテストをしましょう。
(実機テストをする際にはAdColony広告をテストモードにしておく必要があります。)
実際にテスト用広告が表示されたら成功です。
まとめ
iOSアプリをアップデートしようとしていたところで、新しいiOS SDKがリリースされたのでUnity版のアップデートできていなかったのですが、この方法でiOS 9に対応させることができました。
iOS9ではUnityのフォントが???になってしまう場合があります。
解決策があるのでこちらから見てみてください。
今回の方法はあくまで「Unity SDK を無理やりアップデートする方法」なので実行する際は全て自己責任で行ってください。
ではまた。